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- 2015.06.21
- 価値の創造
こんにちは、最近毎晩エージに布団からけり出されて惨めな思いをしている松本です。
エージは筋肉質で骨張ってて、けられるとすごくイタイのです。
ヤツは夜、暑くて目が覚めると、自分のベッドから出てきて、隣の涼しい部屋で一人で寝ている松本を襲撃。
布団を電撃的に占拠し、僕はじゅうたんの上で寝る羽目になるのです。
ある意味ヤツは進撃の巨人です(?)。
それはさておき、最近は90%以上の会社で「景気がよくなった」と感じておられるようです。
よく物が売れてるんでしょうか?
景気には色んな要因があると思いますし、具体的な事は専門家の皆様にお任せしますが、
我々一人一人が確実に景気に貢献できる手段はあると、実は松本は考えています。
これはドラッカーの言葉ですが、
「事業の目的とは、顧客の創造である」
ということです。
別な表現をするならば、
「事業の目的とは、社会で共有可能な富の創造」
と言えると思います。
たとえばGoogle。
あのシンプルな検索サイトが、どれほどの富を作り出しているでしょうか?
例えば1日に100億回、世界中で検索をするとしましょう。
それにより、一人当たり10円分の問題解決ができたとします。
そうすると、1日当たり世界で1000億円の価値が作られたことになります。
もちろんこの数字は全て仮定ですので、この数字が正しいとは言えませんが、
大体こんな考え方になろうかと思います。
かつてソフトバンクの孫さんがブチ上げた「Yahoo!BB」により、それまでネット環境が
遅れがちだった日本は、あっという間に世界一のブロードバンド大国になりました。
そうすると、HPの表示をじーっと待っていた時間が減り、閲覧者は1つのサイトを見るのに
1分程度の時間を節約できる。
サイトは凝った表現や新しい要素を入れ、より訴求力が高められる。
膨大な富が産まれます。
ふる~い昔、三洋電機の創業者が世界初の家庭用洗濯機を売ったときの営業トークもあります。
「奥さんが洗濯板で選択をすると、1日2時間。これを別な用事に使えると考えたら、
一体1年でどれだけの価値が作れますか?」
我々日本の(本当は世界中の)企業人に求められているのは、そういう思想だと思います。
「モノを売って金がもうかったらええねんギャハハハ」
というのは、そもそもビジネスではありません。
当社であれば、土地を仕入れ、適切に加工し、お客様がより価値を得られる家を作り、お引き渡しする。
その業務によってどれだけ社会に富がもたらされるのか?
例えば年間300万円分ぐらい、色んな意味で幸せになる。その家に50年住んでいただく。
家1軒3000万円で販売すると仮定すると、家1軒で差し引き1億2000万円の富を、社会に作り出すことになる。
そうやって富がもたらされると、誰かが富をガメない限り、景気は絶対に上向く。
そんな活動の一助になればいいなと、考えております。