おはようございます。
スポーツ担当ざわです。

全国高校野球選手権・甲子園終わりましたね...。
火曜日の決勝ですが、テレビ観戦ですがリアルタイムで見ることができました。

まさに王者の戦いでしたね。
金足の吉田投手、1回の3番・4番の連続三振は素晴らしかった。
だからこそ、その後のフォアボールと暴投は惜しかったですね。結局それが初回の3失点につながったしまった。
ただ、何はともあれ、やっぱり王者・大阪桐蔭の打線は凄かった！
金足の吉田投手も連投の疲れで、思うようなピッチングはできてなかったと思います。
それでも、初回三振のクリーンナップ中川くん、藤原くん、そして根尾くんと、2巡目3巡目となると確実に当てにくる！そして、どの打順からでも点が取れる！
圧倒的な強さを感じました。
吉田投手も強い気持ちで挑んでいたとは思いますが、疲れに加え、あれだけ打ち込まれるとメンタル的にもしんどくなりますよね。事実、チームメイトも初めて弱音を聞いていたらしいとのこと。

9回金足の最後の攻撃、ライトフライでゲームセット。
秋田に、東北に優勝旗を持って帰りたいという金足農の目標は惜しくも叶わず、エースの吉田くんが泣き崩れている姿は見ていて込み上げるものがありました。

そして、史上初・2度目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭。
ほとんどの桐蔭メンバーが最高の笑顔を見せている中で、主将の中川くんが泣き崩れ、監督やチームメートに支えられながら歩いている姿に涙腺が崩壊。
去年の99回大会でも春夏連覇を狙っていた大阪桐蔭。しかし3回戦でまさかの敗退。
しかも、9回裏ツーアウトまで勝っていたにもかかわらず、最後のランナーになるはずのランナーを、1塁の中川くんが塁を踏み損ねてしまったため、そのまま逆転負け。
その時の「自分のミスで先輩の目標を絶ってしまった」と言う後悔の念は、忘れることができないものだったと思います。その思いが強く、ずっと「春夏連覇」と言い続けての今回の優勝です。
インタビューでも、感極まって言葉に詰まっていましたね。
計り知れないプレッシャーが中川くん、そうして最強世代と言われた大阪桐蔭メンバーにあったんだと思います。

試合終了後には甲子園に虹が現れるなど、本当に100回大会の締めくくりにふさわしい決勝でした。

圧倒的な強さと品格を見せつけてくれた大阪桐蔭高校。
農業の公立高校の星として甲子園を沸かせてくれた金足農業高校。

そして、この100回記念大会でタイブレークや逆転満塁ホームランなどなど、数々の名勝負を見せてくれた全56校の選手のみなさん、本当にお疲れさまでした。

PS.なんだかんだと大阪桐蔭は圧倒的でしたが、その大阪桐蔭を最後まで苦しめたのは、北大阪予選の準決勝の履正社だったような気がします。常に熱い戦いを繰り広げている両校。
履正社が豊中にあると言う贔屓目もあるのですが、この両校が2チーム出場できる100回大会でも同じ北大阪だったのがまた残念...。来年の府代表争いもきっと熾烈ですね。