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- 2020.10.12
- 土の王者
本来なら初夏ぐらいに行われる全仏オープンテニスが、新型コロナの影響で秋に開催されましたね。
ゲーム自体はなかなか見ることができないのですが、先日男子シングル決勝が行われて、ラファエル・ナダル選手が優勝しました!
決勝の相手は、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ選手。
現在の男子テニス界を牽引するBIG3の中の二人の対決でした。(もう一人も言わずと知れたロジャー・フェデラー選手ですね)
ジョコビッチ選手も圧倒的に強いので、スコア的にももっと接戦になるかと思っていましたが、結果的にはナダル選手の圧勝。
ナダル選手はグランドスラム20勝と、歴代1位のフェデラー選手にならび、そのうちの13勝がクレーコートである全仏での勝利。
グランドスラムにはグラスコート、ハードコートと今回のクレーコートがあり、それぞれ得意な種類があるようですが、それでもナダル選手のクレーでの強さはとびぬけていますよね。「土の王者」と呼ばれる所以です。
そして、BIG3は本当に強い!!
フェデラー選手はケガで欠場していたようですが、この10年以上グランドスラムのほとんどのタイトルを3人で分け合っている状態。
グラインドスラムのタイトルもフェデラーとナダルが20回、ジョコビッチ選手が16回と、一度も手にすることなく終わる選手がほとんどの中、これだけのタイトルを手にする圧倒的に強さには本当にびっくりです。
逆を言えば、この3人に迫る次世代の選手がこのBIG3を打破できてないってことなんですけどね。
年齢的にも、遅からず次世代の新星が現れるとは思いますが、まだしばらくはこのBIG3の戦いが続きそうですね。そして彼らがキャリアを終えた時にグランドスラムのタイトルをどれだけ獲得しているのかも楽しみです。