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- 2022.02.11
- 王者の姿
おはようございます。
スポーツ担当ざわです。
昨日、フィギュアスケート男子のフリーが行われました。
その2日前、ショートでは、羽生選手が初回の4回転サルコウがシングルになってしまい、まさかの8位と出遅れてしまいました。
演技直後に「はまった~」との声から、ジャンプをする際に溝にはまって飛ぶことができなかったようです。
ショートではネイサン・チェン選手が1位、鍵山選手が2位、宇野選手が3位となりましたが、上位7選手がパーソナルベスト、シーズンベストだったというのがレベルの高さを感じました。
もう4回転は飛べて当たり前の世界なんですよね。
そして迎えた昨日のフリー。
羽生選手は、冒頭にずっとすると公言していた4回転アクセルにチャレンジしました。
結果は転倒し、回転不足となりましたが、世界初となる認定。
もちろん、羽生選手自身は綺麗に決めるつもりで挑んでいるので納得はしていないとは思います。
ただ、ソチの金メダルで「王者」となり、前回の平昌で2大会連続の金メダルを獲得し、年齢的にも平昌を有終の美として引退してもおかしくないと誰しもが思ったはず。
しかし、それでもなおチャレンジする姿を見せ続け、史上初の「4回転アクセル」に挑み続け、オリンピックという大舞台で有言実行。
結果は転倒ではありましたが、「羽生結弦」と言う人は本当にすごいなぁと改めて思いました。
演技後のインタビューで涙を見せた姿も珍しく、羽生選手にしかわからない、味わえない気持ち・葛藤がいっぱいいっぱいあったんだろうなと。
そして、フリーでは鍵山選手素晴らしい演技を見せて2位!団体フリーもなんですが、本当に大躍進でした!!見ていて安定感もありましたね。
宇野選手も一時期低迷していた頃もありましたが、ここにきて復活!!見事な銅メダルでした。
宇野選手のコーチ・ランビエール氏、試合に間に合って良かったです。(コロナで入国が遅れたとのことだったので)
個人的に、ランビエール氏、現役時代好きな選手だったんですよね。技術と言うよりはどちらかと言うと魅せる演技でかっこよかったのを思い出しました。
1位はアメリカのネイサン・チェン選手。平昌では金メダル候補と言われながらショートで出遅れてしまってメダルには届きませんでしたが、今大会は圧倒的な安定感で悲願の金メダルでしたね。
皆さん本当に素晴らしい演技をありがとうございました!