忙しい人に住んで欲しい家2014年05月21日
忙しい人に
前回、設計さんに「家をつくるなら、こんなのがいい」というのを伝えました。
自分の家探しをしたときの経験や、仕事をもつ主婦としての日常を反映させた「こんなのがいい」プランでした。
仕事で忙しい人、子育てに忙しい人、主婦業に追われている人・・・などなど。コンセプトは一貫して「忙しい人に」住んでほしいというものになっています。
家が、そんな忙しい人にとって快適で便利で癒される場所になればいいなとプランを練りました。私自身がそうであるように。
仕事で忙しい人、子育てに追われている人は、なかなか旅行にいく機会もなさそうだなと、まず頭に浮かんで。
私はかれこれ4年くらい旅行してないなぁ。息子(柴犬)のくまおが生後2ヵ月でうちに来てから、お世話にかかりっきりでお出かけもできなかった。仕事もずっと忙しくて、結婚してからも晩ご飯の時間がほぼ夜中12時だし。あ~疲れた・・・気分転換に旅行にいきたい。けど、状況がそうさせてくれない。。
ほら、家の中でも何でも口に入れちゃうから、この子・・・家具のサンプルの脚をかじってます。。
・・・・・!!
そうだ。
家に帰る=旅行に出かける、自宅=宿泊先の旅館というふうに見立てれば、自宅にいながら旅行気分が味わえるのではないか!?しかも毎日!!!
ということで、忙しい人々を癒す家を目指して、設計さんと奮闘しました。
私が担当している阪急石橋/水月公園IIの3号地の敷地は、かなりの変形地。区画図でいう、赤色で囲われた箇所です。なんか、馬の頭みたいな形。
家のカタチも想像できないところから始まりました。とりあえず、「なが~~~い、家」(京都銀行のCM風に)になるということしかわかりません。
そんな方向性が決まって、まず初めにあがってきたプランはというと・・・
おー。
想像通り、長いですねっ。
希望通りの「たくさんの玄関収納」「水回りがワンフロアに」「洗濯物がすぐ干せる動線」「坪庭」です!
さすが設計さん。
でも、何かモヤモヤっとしたものがありました。
普段生活していて、寝室(個室)にバルコニーがあっても使わないな、と。わざわざ家族誰かの個室のバルコニーに洗濯物は干さないし、そこに集うこともない。だとしたら、こんなに個室にバルコニーやテラスは不要かな?と。まぁ、これは、いち主婦の個人的な意見ではありますが。
と、いうことで、何かを調整していかなくては。
それで変更したプランが・・・次回に。