忙しい人に住んで欲しい家2014年06月10日
斬新なプラン
さて、前回設計さんにプランの変更をお願いしてから、数日。いや数週間。お互い様々な仕事に追われバタバタと・・・家づくりのことを忘れかけているのかも、、という頃に「こんなプランどうですか?」と設計さんが出してくれたものは
うゎ~~~♪
なんだか楽しそうです!どうあがいても敷地の形状が形状なんで、長~い家(京都銀行のCM風に!)なんですが、それを逆手にとった見事なプランがあがりました!!
あ、これ5フロアあるように見えますが、右の3つの方です。左2つは1階と2階のちょっとだけ違ったバージョン。
なんと、1階に和室の離れがあるんです。玄関の扉をくぐって"個室"ではなく、外に個室があるんです。離れ"風"ではなく、ほんまもんの離れです。うちのおばあちゃんの家がそうでした。敷地の中に「母屋」と「離れ」があって、ほんとに家が2つあるみたいな感じでした。このプランは敷地の中に家が2つではなく、離れの天井が2階LDKの床になっている形です。画期的!
たまには独りになりたいとき~、いつもと違う景色を眺めたいとき~(551蓬莱のCM風に)は、ここへ来てリフレッシュできそうです。
そう!まさに、自宅にいながら旅行に来たかのように。
エントランスアプローチの先にあるインナーコートは、盆栽なんかを置いて離れの中から眺めたら風情があるんだろうなぁ。(働き盛りの30代の発想ではないって・・・!?共感していただける方がいらしたら嬉しいです)
玄関ドアの横には大きなFIXガラス窓。離れの和室からこのFIX窓を通して、家の奥の坪庭まで見通すことができます。
玄関土間の部分には私がプランの参考としてみてきた本で「これがいい!」という土間スルーを叶えてもらいました。
エクスナレッジ社刊「高野保光の住宅設計」/高野保光 著 より抜粋
これこれ。これに一目惚れ。この写真の黒柴に♪(えっ、そこ?)
うちの息子も黒柴なんです~。シンクロしました。ワンコのお散歩から帰って玄関を入って、そのまま靴を脱がずに歩いて裏庭に行ける動線。裏庭でお風呂の残り湯を使って脚を洗うことができる。普段もこんな土間があれば、ワンコを土間で遊ばせてご主人様は土間に降りなくてもよい。素敵♪
この家づくり、実は根底に「ワンコとの快適な生活」を送るためのプランがあったのかも。ペットとはいえ、生きているからお世話が大変。(うちがそうなんです・・・)どうすれば快適に共存できるかというのが日々の課題です。できあがった間取りプランでは、雨でワンコのお散歩に行けない日でも、インナーコートで走り回ることができる。ペット連れのお友達も気兼ねなく遊びに来ることができるというものです。どうですか?
プランはこれで確定ではなく、ここから細かい希望を反映させていく予定です。