株式会社アーバンプランニング 大阪・豊中・吹田・尼崎の北摂を中心とした注文住宅・分譲住宅

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家ができるまで

忙しい人に住んで欲しい家2014年07月30日

プレゼンテーション

家づくりは、こうしてブログを書いているとスムーズに進んでいるように見えますが、実は滞ったり滞ったりで(笑)スムーズではありません。体感値として。何故ならば、これは自分の家ではなく、あくまでも売り物になる家だからです。自分が叶えたい要望を入れながらも、その先にあるお客様の受け入れられ方も考慮しなくてはなりません。限られた予算もネックです・・・。担当の設計さんとプランや詳細を積みあげていっても、会社としてOKがでるかどうか。社内でも"関所"がいつくかあるわけです。予算担当や工事部、販売に携わる営業スタッフの了解と、トップの判断をクリアしなければいけません。

entranceapproach-image.jpg

大枠が固まったら、いざ社内プレゼンテーション。やはり、本格的な「離れ」がある家なんて今までなかったから、そこの利用方法とインナーテラスの見せ方など色々と話し合いがありました。前例が無いプランだけに、不安要素がいっぱい。離れの入り口が全面ガラスなので防犯面はどうなのか、離れは将来家族が増えたときに個室として成立するのか、インナーコートはどのように使うのか、見せ方をどう工夫するのか。まだまだ、ツッコミどころは満載でした。。。

プレゼンで問題にあがった箇所を、再度設計さんと相談。インナーテラスへ続くエントランスアプローチには開口部がたくさんあるので、防犯上どうするかは大きな問題でした。
P1210794_sc.JPG
写真でいうと、この部分ですね(この写真は構造躯体検査時のものなので、プランの段階ではできていません)
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専用通路から旗竿地の「旗」の部分に入る位置に門を設けるか!?その場合、門を設けてもエントランスアプローチの開口部は人が通れる大きさだから、意味がないのではないか!?それならば開口部を人が通れない大きさまで細くする?でも、せっかくの日当たりと風通しが弱くなります・・・。
開口部の大きさはそのままで、アイアンのデザイン格子を埋め込んで侵入を防ぐ?その場合、かなりの費用がかかります。予算オーバーし過ぎる・・・。
難しいですねぇ。。せっかくの開放的なエントランスアプローチ。結局、開口部は今までのプラン通りで、離れのガラス戸と玄関横のFIX窓の部分にシャッターを付けることになりました。それも費用は結構かかってしまうけど、もともとのコンセプトを壊さずベターな方法に落ち着きました。個人的にシャッターは見た目が"いかつい"のではと気になりましたが、今までの施工実例を見ていると目立たずスッキリしていたのでOKしました。この号地は一番奥になるので、手前には家が建ち並びます。おおっぴろげに「どうぞ入ってきてください」と通りから見えるものではありません。それを考えると、防犯面のみの方面から開口部を塞いでしまうのはもったいないですもんね。
でも、問題は次々に出てくるんです。シャッターの操作方法です。もし、中に人が居たままでシャッターが下りて閉じ込められてしまったら・・・。もしくは外から開けたいのに中にいる人が閉めたままにしていたら・・・。いろんなケースはあると思います。自分が住む家なら自分基準の判断でいいのですが、これは売り物になる家。"もしも"を考えたら限りなく対策を講じなければなりません。
・・・が、これはすぐにクリアしました。内外両方から開閉が可能な電動シャッターというものがあるんですね!!すごいですね~住宅設備。世の中の需要があるということですね!これで離れに閉じ込められることも、閉め出されることもなさそうです。探し出してくれた設計さん、ありがとうございます!

忙しい人に住んで欲しい家2014年07月18日

キッチン・お風呂・洗面台

間取りが決まったら、次は水回り設備のセレクトです。
当社は水回りをPanasonic、LIXIL、TOCLASの3つのメーカーより選ぶことができます。それはとてもいいことだなって思います。お客様の選択肢の幅が広がって、選ぶことで「自分たちの家」っていう"注文住宅"感も味わえるし、メーカー間競争でよりよいサービスを受けられるのはメリットです。
「標準仕様書」なるものをパラパラめくり、各社の設備を見比べていました。細かい部分は違いがあるものの、キッチンはキッチンだし洗面は洗面だし(当たり前ですが)、・・・機能的には大差はないのかなって感じがしました。その中でもTVCMで気になっていたLIXILで検討しようかなと思っています。CMのキャストが好きなんですよね♪松山ケンイチと広末涼子の夫婦設定。ほんと、それだけで決めました。
まず初めに目がいったのは、キッチンのカラー。この選択が、日々をいかに快適に過ごせるかのモチベーションにつながるのでは!?と思います。毎日使うものの中で、目にする時間が長いので。
家づくりを当社でされたお客様から、よく、「アーバンプランニングの標準仕様は、選べるカラーも材質も豊富なのがよかった」という言葉を聞きます。それを今回、体感できました。
私が実際に自宅を購入するときにマンションのキッチンの色が選べたんですね。ホワイトとレッド。どっちもよかったんです。結局ホワイトにしたんですが、数年経った今、赤いキッチン可愛かったな~って思い返すことがよくあります。分譲マンションってほぼ設備は決まっていて、キッチンは間違いなく(と言っても過言ではないくらい)ホワイトでしたね~。だから余計にキッチンの色がこんなに豊富だとワクワクしますね!このモデルハウスではホワイトは選ばないでおこうっと。ただ、多すぎて絞り切れずにいます。候補を3色くらいピックアップして、じっくり考えます。

kitchen-select.jpg

印刷物を見ただけでは、実際の色味や実感はわからない・・・ということで、家づくりプロジェクトをしている女性スタッフ3名でショールームへ見に行くことになりました。そうそう、お客様は必ずショールーム行かれますもんね。行ってみたかったんです。

梅田のグランフロント大阪に3社のショールームが入っているとのことで、予約を取りいざ見学へ。
今回、それぞれ家づくりを進めている女性スタッフ3名ひとり一人が説明を受けていたら時間が足りないので、「天空の家」さんの設備を決めに行くという設定で、私と「大人かわいい家」さんは付き添いという演出でのショールーム見学となりました(笑)
まずLIXILからスタート。キッチン設備の説明を受けたり実物のカラーを見たり。広いショールームで話を聞くだけで、あっという間に時間が経ってしまいました。面白かったのは、お風呂のカラーセレクトのとき。ミニチュアの湯船があるんです。浴槽カラーと壁パネルカラー、床カラーの組み合わせを選ぶためのミニチュアセットを組み立てるのが楽しい♪洗面台も暮らしの知恵が詰まっていて、なるほどなって感じです。ただ、今回の見学はワケあって「天空の家」さんの設備を決めに行くという設定なので、私の希望のものは横目でチラッと見ただけでしたが・・・
1日で3社のショールームを回るので、時間が限られています。気づけば次のTOCLASのスタート時間が迫っていて、最後は駆け足になってしまいました・・・。

お昼ご飯をダッシュで挟みTOCLASへ。説明を聞いて良かったら、TOCLAS製品に寝返ろうと思いながら。TOCLASの前身はYAMAHA。ヤマハと聞くと馴染みがある方も多いかもしれません。ここで一番心惹かれたのはキッチンのカラーでした。YAMAHAだけに、ピアノの塗装と同じ手法で塗装されたキッチンというのがとっても美しかったです。上品な艶と鮮やかな発色。このピアノ塗装の紫色と深緑色に一目惚れ!残念ながら、標準仕様ではないので予算がOKであれば、あのキッチンを入れたいなぁ。
そういえばYAMAHAって色塗装にはこだわっているイメージがあります。私は250ccのヤマハのRenaissa(ルネッサ)という単車に乗っていましたが、これも新車で買うとき10色のカラーオーダーができました。赤や緑や悩んだけど、最終的にYAMAHAのチームカラーのパールホワイトにしました。めちゃ、オシャレな単車だったなぁ。
Renaissa.jpgこれ、Vツインエンジン搭載のルネッサです。
バイク王に売ったので、おそらく分解されパーツで転売されていると予想されます。・・・話が逸れましたね。YAMAHAじゃなくてTOCLASだって言ってるのに。。
これまた駆け足で、最後のショールームPanasonicへ。皆さまもグランフロントへ行けば、圧倒される広さというのは中に入らなくてもご想像つくのではないかと思います。ここは他の2名のスタッフが選ぶメーカーだったので、私は完全な付き添いです。さっきまでよりは気を抜いて、他のスタッフが選ぶものを一緒に見ながら自分が選んだものとかぶらないかというところに重点を置いて見てました。(モデルハウスが完成したときに見学されるお客様の参考になるよう、商品がかぶらないように、ですね)

3社のショールームを1日で回って、みんなぐったり。商品を見過ぎて頭がぐちゃぐちゃになりました。が、今日のうちに絞っておかないと時間をあけると余計にわからなくなりそうなので、私はもう一度LIXILへ引き返しました。営業時間がすでに終わっていましたが受付で事情を話して、今日見た商品をもう一度確認させてもらいました。うん、うん。何となく、これでいこうかな。

こうしてタイトな1日のショールーム見学は終了!・・・くたくた。。。

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