忙しい人に住んで欲しい家2015年01月25日
クロス決定と『離れ』のこだわり
「クロスは大工さんが終わってからだから、まだ大丈夫ですよ」と設計士さんの"魔法のことば"で先延ばしになっていた壁紙の選定。
いよいよ最終段階になりました。(先延ばしにできない段階になりました・・・)
おおかた決定しているものの、一番こだわりたかった『離れの和室』には最後まで悩みました。
私が造りたかった空間のコンセプトは「忙しい人に住んで欲しい家」。その住まい方の提案としては、仕事や育児など日常に追われている人が、旅行にでも来たかのような「非日常」を味わえる上質な空間という位置づけなので、桐格子のクロスが選べたら完璧だったのに・・・!
これです!桐をスライスし格子状に編み込んで特殊加工しているというクロス。実物を見なくても、それを聞くだけで値段が想像できます。
この時点で予算が随分圧迫されていてオプションにかけられる金額が厳しかったので、選んでいたこのクロスが却下されました。
泣く泣く、次候補を探すことに。思い描いたイメージに近く、上質なゴールドの光りのある且つ素材感が伝わるクロスを探し、ようやく決定したのがこちら。
これがいい感じになってくれることを願います!
離れの和室は、天井のクロス、吊り棚の表面素材と棚下の間接照明、畳、壁面クロス、出入り口の2面引き戸と障子など、全てにこだわりを詰め込みました。
ここからインナーテラスを眺め、日常の喧騒を忘れる安らかなひとときが訪れますように!
あ~ そんなひととき、味わってみたい!!
あとは玄関ホールのクロス。ここも上から間接照明の光が当たる見せ場です。
本当は凹凸のある外壁材タイルを貼って陰影を際立たせる演出をしたかったのですが、また、あれです。
限りある予算。。。(「タイル選び」のブログに写真をアップしていたタイルを貼りたかった。トータルコーディネート、思い通りにならず・・・)
高額でなく、きちんと凸凹した素材感があり光を拾ってくれそうなクロスを探して見つけました。
ちょっと和室のクロスとかぶるかもしれませんが、インナーテラスから玄関と和室の両サイドを見たときに、
ガラス越しに見えるカラーと質感が統一されている方がいいので、これにしました。
というわけで、予算の都合上諦めた高価なクロスやエコカラットは実現せず残念でしたが、
これで決めるべき要素は全て決定。あとは工事の進行を見守るのみです!