株式会社アーバンプランニング 大阪・豊中・吹田・尼崎の北摂を中心とした注文住宅・分譲住宅

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家ができるまで

忙しい人に住んで欲しい家

忙しい人に住んで欲しい家

2014年08月01日

衝撃のシャッター事実

前回の家づくり日記でインナーコートの開口部あれこれ問題で、離れ個室と玄関ガラス壁部分に電動シャッターを付けるという話を書きましたが・・・・・
なんと、、、内外両サイドから開閉のできるタイプの電動シャッターは「値段が高すぎて付けられなかった」という衝撃の事実が。
日記に書くと時系列が崩れますが、モデルハウス完成後に初めて知る「衝撃のシャッター事実」でした。。結局、最終的には外側から"手動で"開閉できるタイプのシャッターが付くことになります。

2014年07月30日

プレゼンテーション

家づくりは、こうしてブログを書いているとスムーズに進んでいるように見えますが、実は滞ったり滞ったりで(笑)スムーズではありません。体感値として。何故ならば、これは自分の家ではなく、あくまでも売り物になる家だからです。自分が叶えたい要望を入れながらも、その先にあるお客様の受け入れられ方も考慮しなくてはなりません。限られた予算もネックです・・・。担当の設計さんとプランや詳細を積みあげていっても、会社としてOKがでるかどうか。社内でも"関所"がいつくかあるわけです。予算担当や工事部、販売に携わる営業スタッフの了解と、トップの判断をクリアしなければいけません。

entranceapproach-image.jpg

大枠が固まったら、いざ社内プレゼンテーション。やはり、本格的な「離れ」がある家なんて今までなかったから、そこの利用方法とインナーテラスの見せ方など色々と話し合いがありました。前例が無いプランだけに、不安要素がいっぱい。離れの入り口が全面ガラスなので防犯面はどうなのか、離れは将来家族が増えたときに個室として成立するのか、インナーコートはどのように使うのか、見せ方をどう工夫するのか。まだまだ、ツッコミどころは満載でした。。。

プレゼンで問題にあがった箇所を、再度設計さんと相談。インナーテラスへ続くエントランスアプローチには開口部がたくさんあるので、防犯上どうするかは大きな問題でした。
P1210794_sc.JPG
写真でいうと、この部分ですね(この写真は構造躯体検査時のものなので、プランの段階ではできていません)
gaikan-imageillust.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像
専用通路から旗竿地の「旗」の部分に入る位置に門を設けるか!?その場合、門を設けてもエントランスアプローチの開口部は人が通れる大きさだから、意味がないのではないか!?それならば開口部を人が通れない大きさまで細くする?でも、せっかくの日当たりと風通しが弱くなります・・・。
開口部の大きさはそのままで、アイアンのデザイン格子を埋め込んで侵入を防ぐ?その場合、かなりの費用がかかります。予算オーバーし過ぎる・・・。
難しいですねぇ。。せっかくの開放的なエントランスアプローチ。結局、開口部は今までのプラン通りで、離れのガラス戸と玄関横のFIX窓の部分にシャッターを付けることになりました。それも費用は結構かかってしまうけど、もともとのコンセプトを壊さずベターな方法に落ち着きました。個人的にシャッターは見た目が"いかつい"のではと気になりましたが、今までの施工実例を見ていると目立たずスッキリしていたのでOKしました。この号地は一番奥になるので、手前には家が建ち並びます。おおっぴろげに「どうぞ入ってきてください」と通りから見えるものではありません。それを考えると、防犯面のみの方面から開口部を塞いでしまうのはもったいないですもんね。
でも、問題は次々に出てくるんです。シャッターの操作方法です。もし、中に人が居たままでシャッターが下りて閉じ込められてしまったら・・・。もしくは外から開けたいのに中にいる人が閉めたままにしていたら・・・。いろんなケースはあると思います。自分が住む家なら自分基準の判断でいいのですが、これは売り物になる家。"もしも"を考えたら限りなく対策を講じなければなりません。
・・・が、これはすぐにクリアしました。内外両方から開閉が可能な電動シャッターというものがあるんですね!!すごいですね~住宅設備。世の中の需要があるということですね!これで離れに閉じ込められることも、閉め出されることもなさそうです。探し出してくれた設計さん、ありがとうございます!

2014年07月18日

キッチン・お風呂・洗面台

間取りが決まったら、次は水回り設備のセレクトです。
当社は水回りをPanasonic、LIXIL、TOCLASの3つのメーカーより選ぶことができます。それはとてもいいことだなって思います。お客様の選択肢の幅が広がって、選ぶことで「自分たちの家」っていう"注文住宅"感も味わえるし、メーカー間競争でよりよいサービスを受けられるのはメリットです。
「標準仕様書」なるものをパラパラめくり、各社の設備を見比べていました。細かい部分は違いがあるものの、キッチンはキッチンだし洗面は洗面だし(当たり前ですが)、・・・機能的には大差はないのかなって感じがしました。その中でもTVCMで気になっていたLIXILで検討しようかなと思っています。CMのキャストが好きなんですよね♪松山ケンイチと広末涼子の夫婦設定。ほんと、それだけで決めました。
まず初めに目がいったのは、キッチンのカラー。この選択が、日々をいかに快適に過ごせるかのモチベーションにつながるのでは!?と思います。毎日使うものの中で、目にする時間が長いので。
家づくりを当社でされたお客様から、よく、「アーバンプランニングの標準仕様は、選べるカラーも材質も豊富なのがよかった」という言葉を聞きます。それを今回、体感できました。
私が実際に自宅を購入するときにマンションのキッチンの色が選べたんですね。ホワイトとレッド。どっちもよかったんです。結局ホワイトにしたんですが、数年経った今、赤いキッチン可愛かったな~って思い返すことがよくあります。分譲マンションってほぼ設備は決まっていて、キッチンは間違いなく(と言っても過言ではないくらい)ホワイトでしたね~。だから余計にキッチンの色がこんなに豊富だとワクワクしますね!このモデルハウスではホワイトは選ばないでおこうっと。ただ、多すぎて絞り切れずにいます。候補を3色くらいピックアップして、じっくり考えます。

kitchen-select.jpg

印刷物を見ただけでは、実際の色味や実感はわからない・・・ということで、家づくりプロジェクトをしている女性スタッフ3名でショールームへ見に行くことになりました。そうそう、お客様は必ずショールーム行かれますもんね。行ってみたかったんです。

梅田のグランフロント大阪に3社のショールームが入っているとのことで、予約を取りいざ見学へ。
今回、それぞれ家づくりを進めている女性スタッフ3名ひとり一人が説明を受けていたら時間が足りないので、「天空の家」さんの設備を決めに行くという設定で、私と「大人かわいい家」さんは付き添いという演出でのショールーム見学となりました(笑)
まずLIXILからスタート。キッチン設備の説明を受けたり実物のカラーを見たり。広いショールームで話を聞くだけで、あっという間に時間が経ってしまいました。面白かったのは、お風呂のカラーセレクトのとき。ミニチュアの湯船があるんです。浴槽カラーと壁パネルカラー、床カラーの組み合わせを選ぶためのミニチュアセットを組み立てるのが楽しい♪洗面台も暮らしの知恵が詰まっていて、なるほどなって感じです。ただ、今回の見学はワケあって「天空の家」さんの設備を決めに行くという設定なので、私の希望のものは横目でチラッと見ただけでしたが・・・
1日で3社のショールームを回るので、時間が限られています。気づけば次のTOCLASのスタート時間が迫っていて、最後は駆け足になってしまいました・・・。

お昼ご飯をダッシュで挟みTOCLASへ。説明を聞いて良かったら、TOCLAS製品に寝返ろうと思いながら。TOCLASの前身はYAMAHA。ヤマハと聞くと馴染みがある方も多いかもしれません。ここで一番心惹かれたのはキッチンのカラーでした。YAMAHAだけに、ピアノの塗装と同じ手法で塗装されたキッチンというのがとっても美しかったです。上品な艶と鮮やかな発色。このピアノ塗装の紫色と深緑色に一目惚れ!残念ながら、標準仕様ではないので予算がOKであれば、あのキッチンを入れたいなぁ。
そういえばYAMAHAって色塗装にはこだわっているイメージがあります。私は250ccのヤマハのRenaissa(ルネッサ)という単車に乗っていましたが、これも新車で買うとき10色のカラーオーダーができました。赤や緑や悩んだけど、最終的にYAMAHAのチームカラーのパールホワイトにしました。めちゃ、オシャレな単車だったなぁ。
Renaissa.jpgこれ、Vツインエンジン搭載のルネッサです。
バイク王に売ったので、おそらく分解されパーツで転売されていると予想されます。・・・話が逸れましたね。YAMAHAじゃなくてTOCLASだって言ってるのに。。
これまた駆け足で、最後のショールームPanasonicへ。皆さまもグランフロントへ行けば、圧倒される広さというのは中に入らなくてもご想像つくのではないかと思います。ここは他の2名のスタッフが選ぶメーカーだったので、私は完全な付き添いです。さっきまでよりは気を抜いて、他のスタッフが選ぶものを一緒に見ながら自分が選んだものとかぶらないかというところに重点を置いて見てました。(モデルハウスが完成したときに見学されるお客様の参考になるよう、商品がかぶらないように、ですね)

3社のショールームを1日で回って、みんなぐったり。商品を見過ぎて頭がぐちゃぐちゃになりました。が、今日のうちに絞っておかないと時間をあけると余計にわからなくなりそうなので、私はもう一度LIXILへ引き返しました。営業時間がすでに終わっていましたが受付で事情を話して、今日見た商品をもう一度確認させてもらいました。うん、うん。何となく、これでいこうかな。

こうしてタイトな1日のショールーム見学は終了!・・・くたくた。。。

2014年06月10日

斬新なプラン

さて、前回設計さんにプランの変更をお願いしてから、数日。いや数週間。お互い様々な仕事に追われバタバタと・・・家づくりのことを忘れかけているのかも、、という頃に「こんなプランどうですか?」と設計さんが出してくれたものは

うゎ~~~♪
なんだか楽しそうです!どうあがいても敷地の形状が形状なんで、長~い家(京都銀行のCM風に!)なんですが、それを逆手にとった見事なプランがあがりました!!

kakuteimae-plan.jpg

あ、これ5フロアあるように見えますが、右の3つの方です。左2つは1階と2階のちょっとだけ違ったバージョン。
なんと、1階に和室の離れがあるんです。玄関の扉をくぐって"個室"ではなく、外に個室があるんです。離れ"風"ではなく、ほんまもんの離れです。うちのおばあちゃんの家がそうでした。敷地の中に「母屋」と「離れ」があって、ほんとに家が2つあるみたいな感じでした。このプランは敷地の中に家が2つではなく、離れの天井が2階LDKの床になっている形です。画期的!
たまには独りになりたいとき~、いつもと違う景色を眺めたいとき~(551蓬莱のCM風に)は、ここへ来てリフレッシュできそうです。
そう!まさに、自宅にいながら旅行に来たかのように。
エントランスアプローチの先にあるインナーコートは、盆栽なんかを置いて離れの中から眺めたら風情があるんだろうなぁ。(働き盛りの30代の発想ではないって・・・!?共感していただける方がいらしたら嬉しいです)

玄関ドアの横には大きなFIXガラス窓。離れの和室からこのFIX窓を通して、家の奥の坪庭まで見通すことができます。
玄関土間の部分には私がプランの参考としてみてきた本で「これがいい!」という土間スルーを叶えてもらいました。

domanosannkou.jpgエクスナレッジ社刊「高野保光の住宅設計」/高野保光 著 より抜粋

これこれ。これに一目惚れ。この写真の黒柴に♪(えっ、そこ?)
うちの息子も黒柴なんです~。シンクロしました。ワンコのお散歩から帰って玄関を入って、そのまま靴を脱がずに歩いて裏庭に行ける動線。裏庭でお風呂の残り湯を使って脚を洗うことができる。普段もこんな土間があれば、ワンコを土間で遊ばせてご主人様は土間に降りなくてもよい。素敵♪
この家づくり、実は根底に「ワンコとの快適な生活」を送るためのプランがあったのかも。ペットとはいえ、生きているからお世話が大変。(うちがそうなんです・・・)どうすれば快適に共存できるかというのが日々の課題です。できあがった間取りプランでは、雨でワンコのお散歩に行けない日でも、インナーコートで走り回ることができる。ペット連れのお友達も気兼ねなく遊びに来ることができるというものです。どうですか?

プランはこれで確定ではなく、ここから細かい希望を反映させていく予定です。

2014年05月21日

忙しい人に

前回、設計さんに「家をつくるなら、こんなのがいい」というのを伝えました。

自分の家探しをしたときの経験や、仕事をもつ主婦としての日常を反映させた「こんなのがいい」プランでした。
仕事で忙しい人、子育てに忙しい人、主婦業に追われている人・・・などなど。コンセプトは一貫して「忙しい人に」住んでほしいというものになっています。
家が、そんな忙しい人にとって快適で便利で癒される場所になればいいなとプランを練りました。私自身がそうであるように。

仕事で忙しい人、子育てに追われている人は、なかなか旅行にいく機会もなさそうだなと、まず頭に浮かんで。
私はかれこれ4年くらい旅行してないなぁ。息子(柴犬)のくまおが生後2ヵ月でうちに来てから、お世話にかかりっきりでお出かけもできなかった。仕事もずっと忙しくて、結婚してからも晩ご飯の時間がほぼ夜中12時だし。あ~疲れた・・・気分転換に旅行にいきたい。けど、状況がそうさせてくれない。。
kuma-shot2.JPGほら、家の中でも何でも口に入れちゃうから、この子・・・家具のサンプルの脚をかじってます。。

・・・・・!!
そうだ。
家に帰る=旅行に出かける、自宅=宿泊先の旅館というふうに見立てれば、自宅にいながら旅行気分が味わえるのではないか!?しかも毎日!!!
ということで、忙しい人々を癒す家を目指して、設計さんと奮闘しました。

私が担当している阪急石橋/水月公園IIの3号地の敷地は、かなりの変形地。区画図でいう、赤色で囲われた箇所です。なんか、馬の頭みたいな形。
家のカタチも想像できないところから始まりました。とりあえず、「なが~~~い、家」(京都銀行のCM風に)になるということしかわかりません。

kukakuzu.jpg

そんな方向性が決まって、まず初めにあがってきたプランはというと・・・

first-plan.jpg

おー。
想像通り、長いですねっ。
希望通りの「たくさんの玄関収納」「水回りがワンフロアに」「洗濯物がすぐ干せる動線」「坪庭」です!
さすが設計さん。

でも、何かモヤモヤっとしたものがありました。
普段生活していて、寝室(個室)にバルコニーがあっても使わないな、と。わざわざ家族誰かの個室のバルコニーに洗濯物は干さないし、そこに集うこともない。だとしたら、こんなに個室にバルコニーやテラスは不要かな?と。まぁ、これは、いち主婦の個人的な意見ではありますが。

と、いうことで、何かを調整していかなくては。
それで変更したプランが・・・次回に。

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