コラム
『小上がり』をつくろう。
(#注文住宅)
こんにちは!
今回は『小上がり』についてご紹介していきます。
私自身、以前旅館などで目にしたことがあり、おしゃれな空間だなという印象を受けたことを
覚えています!
まず『小上がり』とは?
リビングなどの床から一段高くなっており、壁ではなく床の高さを変えることで空間をわけた空間のこと。
高さは様々ですが、人が腰掛けやすい高さのものが多いです。(約30〜40cm程度)
広さも様々ですが、リビングに設けることが多いため、約3畳・4畳程度の広さが人気のようです。
『小上がり』のメリットってなんだろう?
◎段差によってできるスペースを収納として活用できる!
ちょっと高さをつけるだけで、収納スペースが誕生。見た目もスッキリするためおすすめです。
◎腰を掛けて休憩できる椅子代わりとして使用できる
ソファなどの家具を置かなくても、小上がりの段差でゆったり休めますし、
来客時にはベンチのように利用が可能となります。
◎空間に立体感が生まれる
高さの違う部分ができることで、空間にメリハリが生まれます!
圧迫感を与えることなく空間をわけることができ、お部屋のアクセントに。
◎家事や育児スペースとして活用できる
小上がりを畳スペースとすると、洗濯物を畳んだり・アイロンをかけたりする家事スペースや
小さなお子様の寝かしつけスペースとしても利用可能。
小上がりスペースだけで行うと部屋も散らかりにくくなりそうです。
『小上がり』のデメリットとは?
◎空間が狭く感じることも
間取りや設置する家具によっては、お部屋自体が使いにくく、狭く感じてしまうことも考えられます。
家具のように自由に動かせるものではないため、しっかりとした検討が必要です。
◎落下の危険性
小さなお子様を小上がりに寝かせておく場合など、段差が思わぬ危険につながることも。
◎ロボット掃除機が使いにくい
ロボット掃除機での掃除を想定されているご家庭だと、使いにくくなります。
小上がり部分だけを自身で掃除するということになり、手間がかかる一面も。
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お部屋のアクセントと使い勝手も両立した「小上がり」スペース。
ぜひ検討してみてくださいね。
当社で「小上がり」を採用されたお家をご紹介!ぜひ参考にしてみてください(*^^*)
リビングの一角は小上がりにし、音楽好きな家族と楽器演奏が楽しめるようにステージのようなスペースを実現されています。
リビング空間に小上がりを大胆にレイアウトされています。和室風でゴロンと横になれるのがいいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)
また次回もお楽しみに!