コラム
子育てグリーン住宅支援事業について
(#NEWS)
省エネと家計をサポート!
「子育てグリーン住宅支援事業」について解説
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、日本政府が「子育てグリーン住宅支援事業」の概要を発表しました。
この事業は、エネルギー価格の高騰に影響を受けやすい子育て世帯や若年夫婦世帯に向け、省エネ住宅の普及を支援するものです。
2024年になかった「GX志向型住宅」は1戸あたりの補助額では過去最大の補助額となり、すべての世帯が対象になるなど、大きな変化点も!
省エネ性能の高い新築住宅やリフォーム工事への補助金制度で、家計にも地球環境にも優しい取り組みとして注目されています。
1. 制度の概要と目的
本制度は、新築住宅やリフォーム工事を対象に、省エネルギー性能を向上させる取り組みを支援するものです。
特に「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準」の普及や、「GX志向型住宅」など高性能省エネ住宅の導入を推進しています。
◎新築住宅:2030年までにZEH基準の省エネルギー性能確保が義務化される流れを支援
◎既存住宅:リフォームを通じた省エネ改修を後押し
政府予算として2,250億円が計上されており、広く多くの世帯を支援する仕組みです。
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2. 補助対象と金額
◎令和6年11月22日以降(経済対策閣議決定日)に新築は基礎工事より後の工程の工事、
リフォームはリフォーム工事に着手したものが対象となります◎
【子育てグリーン住宅支援事業(新築)の概要】
高性能住宅の新築には以下の補助金が支給されます。
対象 ※床面積が50㎡以上240㎡以下、災害リスクの高い区域外に建築された住宅
子育て世帯等とは「18歳未満の子を有する世帯(子育て世帯)」又は「夫婦のいずれかが39歳以下の世帯(若者夫婦世帯)」
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【GX志向型住宅の要件とは?】
下記の①、②及び③にすべて適合するもの
①断熱等性能等級「6以上」
②再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」
③再生可能エネルギーを含む一次エネルギー削減率「100%以上」
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【子育てグリーン住宅支援事業(リフォーム)の概要】
既存住宅の省エネリフォームも補助対象です。工事内容に応じて補助金額が異なります。
【補助対象工事】
・必須工事・・①開口部の断熱改修、②駆体の断熱改修、③エコ住宅設備の設置
・付帯工事・・子育て対応改修、バリアフリー改修等
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3. 注目すべきポイント
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●経済的負担を軽減
補助金により、新築やリフォーム費用が抑えられるため、お子様の教育費や生活費にあてることも可能に。 -
●快適で健康的な住まい
冷暖房費の削減も可能な、省エネ住宅は冷暖房効率が高く、室内環境が快適になることで健康にも良い影響を与えます。 - ●将来の資産価値を向上
エコ住宅は今後の需要が高まるため、売却時の資産価値向上も期待できます。
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「子育てグリーン住宅支援事業」は、家計を助けるだけでなく、地球環境への貢献にもつながる魅力的な制度といえますね。
この機会に、環境に優しく快適な住まいづくりを目指してみてはいかがでしょうか?
私たち株式会社アーバンプランニングでは、この制度の詳しい情報や手続きサポートを行っております。
ぜひお気軽にお問い合わせください!
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事業の詳細は下記リンクよりご確認ください。
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子育てグリーン住宅支援事業について(国土交通省)
〈〈リンク〉〉
脱炭素志向型住宅の導入支援事業(子育てグリーン住宅支援事業)について(環境省)
〈〈リンク〉〉