コラム
キッチンのワークトップについて
(#注文住宅)
キッチンのワークトップ(天板)について
こんにちは。
今回はこだわりたいキッチンのワークトップ(天板)の種類や特徴などについてご紹介します!
ワークトップによって、見た目も変わりキッチンのテイストもガラッとかわります。
でも毎日使う場所だから見た目だけじゃなく、機能性にもこだわりたい、、!
と意外に悩む方も多いみたい。
種類や特徴を理解して、自分にピッタリのワークトップを選択しましょう〜!
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「ワークトップとは?」
キッチンにおいて調理や作業を行うための水平な作業台の部分のこと。
ワークトップの役割は単なる作業スペースにとどまらず、キッチン全体の雰囲気や機能性を大きく左右する重要な部分であり、また。料理の際には食材や調理器具が直接触れることが多く、耐久性や清掃のしやすさなどさまざまな機能が要求される場所。
キッチンがオープンな間取りも多くなった現在ではインテリアの一部にもなるため、デザイン性も重要です。
■ ステンレス ■
厨房などでよく使われているステンレスキッチン。どんなテイストにもマッチしやすいカラーで人気があります。
◎特徴:高い耐熱性・耐食性・防汚性を備え、衛生面での信頼性が高い素材です。ステンレスの表面加工には「ヘアライン仕上げ」や「エンボス仕上げ」「鏡面仕上げ」等の種類があり、特に「ヘアライン仕上げ」は傷が目立ちにくく、光の反射も柔らかく抑えられます。
◎メリット:耐熱性が高く、錆びにくいため長持ちしやすい。また、調理器具を直接置いても問題ないオールマイティな機能性も魅力!
◎デメリット:指紋や水垢が付きやすく、表面が冷たい印象を与えがち。また、細かい傷がつきやすい。
■ 人工(人造)大理石 ■
色や柄などバリエーションの豊富さが人気!好みのインテリアの雰囲気にあわせやすい。
◎特徴:アクリル樹脂やポリエステル樹脂でできた人造石で、様々な色やデザインが選べるのが最大の魅力。見た目が美しく、キッチン全体を華やかに彩ることができます。
◎メリット:デザイン性が高く、汚れが染み込みにくいので日々の手入れが簡単。また、加工しやすいため、シンクと一体化したデザインも可能。
◎デメリット:熱には弱いため、熱い鍋やフライパンを直接置くと変色や変形の原因に。鍋敷きやふきんなどの利用が必要に。
■ セラミック ■
他のワークトップにはない、美しい風合や意匠性が人気の理由。
◎特徴:1000℃以上の高温で焼成されたセラミックは、傷や汚れに非常に強く、耐熱性にも非常に優れています。見た目も洗練されており、モダンなキッチンにしたを求める方にオススメ。
◎メリット:表面が非常に硬く、傷が付きにくく、汚れもつきにくい。また、熱い鍋を直接置いても影響を受けません。お手入れを楽にしたい!という方にも適しています。
◎デメリット:価格が高めであること。衝撃には弱い場合もあるため、硬い物を落とすと割れやすいので注意が必要です。
■ クォーツストーン ■
天然石のような意匠が魅力。使いやすく見た目の高級感も楽しめる。
◎特徴:天然の水晶(クォーツ)を90%以上含んでいる人造石で、耐久性とデザイン性を兼ね備えた人気の素材。天然石に似た美しい模様が特徴です。
◎メリット:耐久性があり、傷や汚れがついても、水拭きできれいに。また、色やデザインのバリエーションが豊富さも。
◎デメリット:使いやすい素材であるが、価格が高めであること。
■ タイル ■
お家の雰囲気に合わせて演出できる、オリジナリティーさが魅力。
◎特徴:欧米のお家でよく見るワークトップ。タイルの種類は大変多く、色や柄のバリエーションが豊富で、キッチン全体のインテリアに合わせたデザインが可能に。
◎メリット:タイル自体は高温で焼き上げられているため、耐水性・耐熱性・耐久性も。包丁や調理器具による傷がつきにくいため見た目が長続きしやすいです。
◎デメリット:タイルのワークトップでは、タイルとタイルの間に「目地」が必ず生じます。目地部分は汚れや水が染み込みやすく、カビが生えやすいので、こまめな清掃とメンテナンスが必要です。また衝撃に弱い点、凹凸が発生するため、作業がしづらい点も考慮が必要です。
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ご紹介した他にも
「天然石」のワークトップも。
重いため運搬・施工などで費用が高額に。吸水性があるため、シミや汚れが染み込みやすいなどの取り扱いが難しい一面も。
見た目の高級感は抜群です。
様々なワークトップがありますね。キッチン天板は日々の使い勝手だけでなく、キッチン全体の雰囲気を大きく左右します。
素材ごとの特性を理解し、生活スタイルや好みに合ったものを選ぶことで、キッチンはより快適で魅力的な空間に!
ぜひ自分にピッタリのワークトップをみつけてみてくださいね(*^^*)
最後までお読み頂きありがとうございました。
また次回お会いしましょう〜