コラム
「室内窓」のメリット・デメリット
(#窓)
「室内窓」のメリット・デメリット
こんにちは!
今回は「室内窓」について。
室内に窓??言葉だけ聞くと不思議な「室内窓」。
まずは「室内窓」について理解しましょう!
・・・・・
言葉の通り、「建物の内部に設置される窓」のこと。
通常、外壁に設置される窓とは異なり、室内窓は室内の二つの空間を隔てる壁に取り付けられます。
外と内をつなぐのではなく、家の中のさまざまなスペースの仕切りのように使われることが多いのが特徴です。
イメージしにくい方も多いと思いますので、まずは、施工事例をご紹介(*^^*)
当社で注文建築を建てられたお客様の事例となります!
少しイメージがつきやすくなりましたでしょうか?? ただの壁と違いデザイン性も高く、とっても素敵ですよね。
・
・
では、ご紹介した「室内窓」のメリット・デメリットについて一緒に見ていきましょう!
・・室内窓のメリット・・
◎ 採光(自然光)の確保 ◎
室内窓を設けることで、外の光を取り入れにくいお部屋にも採光(自然光)を届けられます。
壁をつくりたいけど暗くなるな....というスペースや、日当たりが良さを活かした家づくりがしたい!という方にオススメ。
上記施工事例にもありますが、吹き抜けを設け、そこからの採光を得るための室内窓も人気。
◎ 風通りがよくなる ◎
窓を設けることで、扉だけでなく複数の部屋の間で風の流れをつくることができ、換気効率が向上します。
エアコンの風の行き渡りも良くなり、空調の効率を上げる効果も。
◎ コミュニケーションの向上 ◎
キッチンやリビングなど、家族が集まるスペースと他の部屋を室内窓でつなぐことで、家族の様子も感じ取れます。室内窓を開けておけば会話もでき、家族間のコミュニケーションがしやすくなりそう。
◎ デザイン性の向上 ◎
室内窓は、デザイン性の高いインテリア要素としてもとても人気。さまざまな形状やフレーム素材を選ぶことで、モダンからナチュラル、インダストリアルな雰囲気まで、多様なスタイルに対応できお部屋のアクセントにもぴったり。
・・室内窓のデメリット・・
◎音の問題 ◎
完全な壁ではないため、隣接する部屋との間で音が漏れやすくなります。
静かな空間を保ちたい場合やプライバシーが重要な場面では、デメリットとなることがあります。
◎ プライバシーの問題 ◎
室内窓によって部屋が繋がっていると、見通しが良くなる反面、プライバシーが気になる場合も。特に寝室やバスルームに近い場所に設置する場合は、視線が気になることがありますので設置場所の検討は慎重にしたいところです!
◎ 施工費用がかかる ◎
室内窓の設置は、通常の扉の設置等に比べ、施工費用がかさむ場合があります。
◎ 断熱性の低下 ◎
壁の一部を窓にすることで、断熱性能が低下することも考えられます。空調効率への影響も考えられ設置場所はしっかり考えたいですね。
・
・
・
メリット・デメリットについてご紹介しました。
「室内窓」はデザイン性も高く、開放感ある空間をつくる点ではとっても魅力的ですね。
一方で、毎日過ごすお家だからこそ気になる音やプライバシーの問題も気になります。。
最初にご紹介した当社の施工事例を見ても、その点に配慮し、吹き抜けなどへ向けた「室内窓」が多く見られます。
家族みんなでライフスタイルに合わせた検討をしてみてください!
・
・
最後までお読みいただきありがとうございます(*^^*)
また次回をお楽しみに★